スペシフィックカイロプラクティック　 アトラクシス | 日記 | ホラホラッ！スマホや携帯を15分以上もやり続けているそこのあなた！！

こんにちは。
今日は過日（１月１１日の日記）記載させて頂いた「ストレートネック」に関して少し書きます。

最近やたらと「ストレートネック」の方が多く、お話しを聞くと、「首のコリ」「めまい」「慢性的な頭痛」「目の疲れ」が常態化していて、いつも重ダルイ感じがしていて、スッキリしないと仰る方が非常に多く見受けられます。

日常、地球上を二足で歩行するのは人間だけですが、この二足歩行はバランスが大切で、その重心バランスを取っているのが、「頭」なのです。
この人間の頭の重さは4Kg～6Kgありますが、この重い頭をさせているのが「頸椎」であり、特に負担がかかるのが頸椎の１番（環椎或いは、C1と言います。）と頸椎２番（軸椎或いは、C2と言います。）なのです。

元々頸椎（所謂、首の骨）部分は「生理的湾曲」があって、この湾曲によってかかる頭の重量負担を軽減し、頸椎を保護しているのです。（要するに、この湾曲のバネのような動きがクッション的な役割を果たし、かかる力を逃がしているのです。）

ところが、昨今は仕事上でもプライベートでも「PC」、「携帯電話」、「スマートホン」は、常に身近にあり、依存してしまう環境がそこにあります。
町の中でも、ひどい人は歩きながら、また、待ち合わせの時は当たり前のように「携帯電話」や「スマホ」をいじり続けている人が異常なくらい多いです。

携帯電話やスマホをいじる時、あなたはどのような姿勢をしているかご存知ですか？

普通「頭を上げたままやる」と言う人はほとんどいないでしょう？皆さん頭を下げて、俯いた状態で操作し続けますよね？と言う事は・・・・先にも述べたとおり、頭は4kgから6kgあるわけで(ボーリングの玉位の重さです。)、この重い頭を、長期間に渡って、いつも長時間、無理な姿勢のまま頸椎に負担をかけ続ければどうなってしまうでしょうか？
当然の事ですが頸椎にズレ(変位)を起こします。

頭は身体の重心バランスを取る最重要ポイントなのですから、頸椎がズレ(変位)ると、脳は重心バランスを保とうとして、補正作用(二足歩行は身体が中心にないと真っ直ぐに歩けませんので、筋肉を引っ張り、傾いた頭や歪んだ骨格を体の中心にもってこようとします。)を働かせます。
これにより、首や肩に過緊張を引き起こし、症状として痛みや、痺れが出てくるわけです。

では、ストレートネックとはどんな風になってしまうのかと言うと、簡単に判り易く言えば、「エンピツ」のように頸椎１番からから頸椎７番までの部分（首の骨）が真直線になってしまうといった感じです。
酷くなると、外側に膨らむように湾曲してしまいます。

これをどのように防いだら良いのか？
答えは簡単、「携帯やスマホをやらない。」です。。。
でも、そんな事いっても現実的は無理でしょうから、まずは依存しすぎない事と、適度(3分から4分毎)に軽く首のストレッチをする事（但し、無理に首をゴキゴキならすのは良くないです。先日も書いてますが、首の鳴らし過ぎは若年性脳梗塞を発症させるリスクが高まりますからね。）です。

最近はツイッターやＬＩＮＥをやる人が多いですから、これを読んでいただいている方は、ストレートネックにならないよいうに十分に気を付けてくださいね。
もし、ご心配でしたら、一度当オフィスに検査にいらしてください。
健康はお金では買えませんから。